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きっと役立つ投資コラム   (令和2019年5月20日)

 

32.終身雇用の終焉

日本自動車工業会の豊田章男社長が「(終身)雇用が継続している企業にインセンティブがあまりない」とコメントしています。いよいよいわゆる"終身雇用"が終ります。そもそも、それは業績が良ければという前提付きの雇用慣行でしたが、今回、豊田さんのコメントは業績に関わらずという意味です。


この時代に豊田章男さんが日本のリーディングカンパニーのトヨタ自動車の社長であったことは日本人にとって幸いでした。有能であり、度胸もあり、真摯に妥当な本音を語ってくれます。


ベネフィットが当たり前になればインセンティブにはならなくなります。終身雇用は使い廃れました。


働く方もその会社で勤め上げるという意識を完全に払拭する必要があります。そもそも会社を家族のように考えさせたのは”会社”の狡猾さでした。”会社”というものは存続のためになんでも行う恐ろしいものです。創業者でさえ、追い出します。企業の研究を行っているはずの経営学者でさえ、この現実に気が付きません。


”会社”は今、終身雇用を邪魔に感じています。