青の投資コラム

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82.学生の勉強の動機付け令和2019年月11月14日)

動機付けの研究は1943年のマズローの行ったホーソン実験に遡ります。その後、それを研究している研究者も実務家もいますが、これを超えるものはありません。世の中には小さなところから始まり、駅伝のようにリレーをし、頂上を目指す分野もあれば、ある時天才がやってきて、何かをなし、それが頂点ということもあります。


マズローの欲求5段階説で、組織で働いている人のインセンティブはこれでほぼ説明できます。人間をいかに働かせるかがよく分かります。


一方、学生向けの教育に対しては、インセンティブのつけ方を考えたことも、その仮説を立てたことも、検証もしたこともありません。学校の改革と言えば、世の中で受けそうなテーマを打ち出し生徒を集めるチープなマーケティングに留まっています。確かにそれで、それほどコストをかけずに、頭の良い生徒が集まり、進学実績が上がります。


生徒の動機付けについて、仮説検証を繰り返し、それを高める何かを発見出来た学校は、明らかに他の学校を差別化できます。子供たちにどうしたら真剣に勉強するかを問い、また観察を行う中で、意外な発見があるはずです。誰も本気でしたことがないためです。


子供たちのインセンティブとは生々しいと思う人もいるかもしれません。しかし大人になっても、マズローの欲求5段階説で説明されている欲求で動いています。