トウキョウキッズ TOKYO KIDS

トウキョウキッズ コラム

教育、中国、金融についてコラムを書いています(2017年8月16日)

 

 

 

①キャリア 

 

 

将来の活躍に繋がる頑張る力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。


 

本日はその93回目です。


うるさい子供、静かな子供
小学生でも勉強中に幼児のように大きな声を上げ、奇声を上げ、動き回る子供がいます。一方、静かに落ち着いて学ぶ子供がいます。勉強の成績はあまり例外なく、後者の方が良いです。前者の子供には落ち着くように言い聞かせてもなかなか聞いてくれません。もちろん保護者のしつけの影響もありますが、そもそも気持ちを制御する脳の機能を弱いように思われます。

大学も偏差値の高い大学とFランと呼ばれる試験を受ければ合格できる大学を比べた場合に、前者の大学は静かで、後者の大学は騒がしいことが観察できます。

落ち着きのない子供に対して、静かにする方法を様々な試みの中で模索中です。時間をかければうるさい子供も徐々に落ち着いてきます。しつこく、しつこく、静かにするように話をしていきます。この時間をいかに短くするかが課題です。


②チャイナ


隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。


本日はその105回目です。


VOLVOは中国メーカー

スウェーデンの会社と思われているVOLVOは中国メーカー吉利に2010年に買収されています。日本国内の2016年の販売台数は前年比7.8%増の1万454台と好調です。そして世界販売台数も同6.2%増の53万4332台で3年連続販売台数記録を更新しています。吉利の買収後、順調な業容の拡大です。中国企業に買収されたからといって、VOLVOのブランド価値の低下はないようです。日本のユーザーの中にはVOLVOが中国メーカーということを知らない人もいると思います。


中国企業のM&Aは中国政府がその監視を強めつつある中、日本を含めて、世界中で積極的に行われています。しかしそのM&Aの成否は数年を見ないと評価できないと考えています。買収価格の妥当性、買収後のシナジーの生み出し方をチェックする必要があります。


日本企業のM&Aは東芝を経営危機まで追い込んだウエスチングハウスの買収に見られるようにあまり上手ではない、または下手とも言えます。大型の買収を業績の拡大に繋げているのはJTくらいだと思います。



③ポリティカル・ファイナンシャル

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。


本日はその120回目です。


創造的経営と非創造的経営

経営学の教科書には従業員の創造性を活かすことが企業の業績に貢献することが主張されています。従業員に自由に考えさせ、アイデアを出させ、自主的に仕事に取り組ませることが良いとされています。


しかしこれはマネジメントに対する限定付きの解答です。経営学者は優秀な人材で構成される会社だけをリサーチしがちで、サンプルにバイアスが存在しています。自ら考え、自ら動くことができる人材で占められている会社ではこれが正しいものの、そういう人材が乏しい会社でこれを行ったらどうなるでしょうか。経営が混乱すると思われます。こういう会社では自ら考えることをさせず、決まったことだけをただひたすら行う方が経営のパフォーマンスが高くなります。上の命令に従うことが要請されている軍隊組織と一緒です。


今、教育業界で流行りのアクティブラーニングと同じようなところがあります。自ら主体的に学んだ方が良い子の数は限られます。全体の10%以下だと思います。それが得意でない子供が大多数です。その子供たちにはこれまで行われてきた受動的に大量の知識を頭に入れていく方が社会で活躍できると思います。