トウキョウキッズ コラム

教育、中国、金融についてコラムを書いています

(2018年9月24日) 

 

①キャリア 

 将来の活躍に繋がる頑張る力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。

本日はその178回目です。

秋田の子供たち

秋田県では小学生の成績が相対的に高く、大学への進学率は相対的に低いことが注目されています。2018年度の全国学力・学習状況調査では秋田県は国語A、国語B、理科で全国トップになっています。2016年の大学進学率は44.6%で全国38位です。全国平均は54.7%です。子供の早期教育効果については検証されていることから、この結果は謎に感じられるかもしれません。


学習障害のある子供たちや賢くない子供たちを指導して見ると、謎でもないことが分かります。これらの子供たちの小学生の時に良い成績を取らせることはそれほど難しくありません。時間当たり理解し暗記することを学習生産性と呼ぶとすると、たとえそれが低くても、勉強の時間を増やすことで、結果が出ます。


学習する内容が難しくなってくると、低い労働生産性が足を引っ張ります。時間がかかります。1日は24時間しかなく、人間には寝る時間、食事をする時間など欠かせない時間があります。


②チャイナ

隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。

本日はその204回目です。

プノンペンは中国の田舎町

プノンペンに行ってきました。プノンペンでは中国の不動産のデベロッパーがコンドミニアム(日本語ではマンション)を大量に建築中です。街が一変する勢いです。もともとは低層の建物しかなかったところに、空に向かっていく建築中のビルが各所で見えます。大使館が集中する一等地のボンケンコン1区だけでなく、そこから自動車で30分くらい離れたところでも建設中です。周辺にも広がっています。中国以外のデベロッパーも建築していますが、80%、90%は中国企業だと思います。


これから2、3年でそれらが完成していくと思いますが、そこに多くの人が住むとは思えません。カンボジアにも裕福な人達はいますが、日本円で数千万円の物件を多くの人が簡単に購入することは出来ず、カンボジアに産業の広がりも無いことから海外の駐在員が住む場所もそれほど要りません。中国の郊外にあるような人が住まないコンドミニアムが出現します。鬼城と呼ばれているものが、プノンペンにもできます。


プノンペンの街には中国人のためのホテルとレストランで溢れています。カジノは99%が中国人が顧客です。ホテル、レストラン、カジノでも、日本人の私に中国語で話しかけてきます。もちろん中国語で返します。まるで中国の田舎町にいるような錯覚を覚えます。


③ポリティカル・ファイナンシャル

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。

本日はその209回目です。

カンボジアのドル利用

カンボジアではすべての取引に米国ドルを使います。ドルで支払い、ドルでおつりを受けます。1ドルに満たないおつりは自国の通貨のリエルで払われます。それが当たり前のように行われていることに不思議な感じがあります。小売店やレストランの看板の価格も、ドル表示、またはドルとリエルの両表示です。


カンボジアの主要産業は農業、漁業、林業など第一次産業の他、軽工業、観光業です。日用品は輸入に頼っています。スーパーでの自国品は農産品だけです。例えば、インスタントヌードルはタイ、中国、ベトナム、韓国、日本のメーカーのものが売られています。しかし意外なことに、それほど高い価格では売られていません。それはカンボジア人の購買力から安くしているのではなく、ドルが強いためです。意外なドル経済の効果だと思います。


銀行のドル定期預金は年利5%程度で、高利です。これだけの金利を払って集めても10%で貸すことが出来ています。