トウキョウキッズ コラム

教育、中国、金融についてコラムを書いています

(2018年8月13日) 

 

①キャリア 

 将来の活躍に繋がる頑張る力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。

本日はその168回目です。

中学受験とその専門学習塾

中学受験の高校受験や大学受験との最大の違いは成績の良い学校しか入学先が無いということです。高校受験は定員割れしている都立高校があり、大学受験は誰もが入れるFラン大学まであります。中学受験は勉強の得意な生徒同士の戦いになります。


私達は首都圏では基本的には中学受験塾大手4社に入って学ぶことを勧めています。サピックス、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研。そこに実際に中学受験をする時に競うライバルがいるからです。これら受験塾の指導が良いかは検証できていません。賢い子供は指導がそれほどでなくても、学力を高められます。その4社では生徒とその保護者が様々な試験を通じて、置かれた状況がよく分かります。結果として成績が伸びずに受験を諦めをすることが妥当な場合もあります。またそれら4社でも合格実績を上げるために、その生徒のためにならない受験校を勧める場合があります。その場合は軽く無視をする必要があります。


学校歴で就活でチェックされるのは最終学歴で、さらに勉強で人生の勝負をする人は実際のところそれほど多くありません。


本格的に受験準備が始まる4年生からの大手4社の入塾テストに不合格になる場合もそれなりにあります。学校の勉強だけでは、また公文の勉強だけでは足りません。別の世界です。


②チャイナ

隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。

本日はその192回目です。

米中貿易戦争

米国が中国製品の輸入関税の引き上げを行い、中国がそれに応じて、米国製品の輸入関税引き上げを行ってきています。経済規模とその多様性から米国の方が選択肢が多く、有利に進めてきています。

 

米国と中国がどこかで落としどころを見出すことになりますが、中国側はこれまで行ってきたその場限りの米国からの買い物を行うことでは済まず、市場開放に向かうことになります。米国から妥協点を探ることは無く、中国側が行うことになります。最近、相対的に親中であったドイツの中国企業によるドイツ企業の買収に反対したことを見ると、G7で中国への対応が決まっているようです。

 

市場開放が遅れると他の途上国への生産拠点移転も加速します。既に沿岸部の人件費が上がって来ています。

 

消費財メーカーもこれまでは需要の大きさから中国に進出し、投資をしてきましたが、市場開放が遅れればそれは絵に描いた餅で食べれないことに気付いていない企業も気付いてしまいます。


③ポリティカル・ファイナンシャル

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。

本日はその202回目です。

トルコリラ安

トルコリラが対外通貨に対し、安くなりました。対ドルについては年初来は40%以上のトルコリラ安ですが、先週と今週、下落が加速しています。トルコ政府が米国政府との関係をさらに悪化させました。歴史的にも、同時代でも経済音痴の指導者がいます。トルコのエルドアン大統領はまさにそれです。為替が大きく動いた後も、米国との関係悪化を一方的に米国にあるとしています。


もし、今後もトルコリラ安が続くと国民が受け入れられないインフレが起きます。輸入物価が上がり、消費者物価全体が上がります。国民の生活の質が下がります。中央銀行がトルコリラを引き上げようとして市場介入しても売るドルは限られます。国民に持ってるドルを売って、リラを買えというのはメイクセンスしません。為替を落ち着かせるためには、政策金利を相当引き上げる必要がありますが、経済成長率が低下します。しかしエルドアン大統領は今のところそれを認めていません。