トウキョウキッズ コラム

教育、中国、金融についてコラムを書いています

(2018年11月16日)

 

①キャリア 

 将来の活躍に繋がる頑張る力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。

本日はその193回目です。

鈍と敏

敏な人が活躍したかと思えば、敏ゆえの短期的な判断で、成功を逃すことはよく目にします。成功の道筋は単調なものではありません。変化はしばしば、信頼を失いがちです。一方、鈍な人がいつの間にか、成功することも目にします。しかし鈍な人がどういう取り組みをして、一流になったかについては良く分かりません。それは時間のかかる観察作業であり、また鈍な人の中で、成功する人を見極めるのは簡単ではありません。鈍な人で成功した人に聞いても、単に真面目に努力を続けてきたというばかりで、鈍ゆえに、説明に敏さを欠きます。鈍な人であっても、成功する方法はあるはずですが、それを今のところ、見つけられていません。運が良かっただけでは他の人のモデルになりません。


②チャイナ

隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。

本日はその220回目です。

深圳に魅入られてしまう日本人

近代的なビルが立ち並ぶ深圳を見て、それに魅入られてしまう日本人を含めて外国人が少なくありません。日本人の深圳視察は流行っています。何もない農村に近代的な都市を作ったため、すべてのインフラストラクチャーは新しく、気持ちを高揚させます。インフラストラクチャーの年齢と企業競争力は別の問題ですが、錯覚をしがちです。深圳には世界的なプラットフォーマーの一つであるテンセントの本社もあり、通信のグローバルプレーヤーの華為の本社もあります。中国のシリコンバレーと呼ばれます。


しかし米国のシリコンバレーが開かれた技術開発拠点あるのに対して、深圳はそうではありません。日本企業と日本人をもちろんのこと、外国企業と外国人の活躍余地は限られます。外国企業は資本を抜かれるばかりで、外国人は技術を抜かれるばかりです。寂しい限りです。これは既に上海で外国人が感じたことと同じです。深圳の輝きは中国政府が支援してこそ、成り立っています。



③ポリティカル・ファイナンシャル

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。

本日はその222回目です。

RIZAPに見るインベストメントバンカーの知恵

RIZAPが赤字に転落することが発表され、株価が大きく下落しています。インベストメントバンカーの売り込みに従い、M&Aしてきたことが裏目に出ました。会計のテクニックを使って、短期的に利益を上げても、継続性はありません。5月には394億円の資金調達を松本晃さんがジョインすることで成功させています。これもインベストメントバンカーのアドバイスがあったように感じます。創業者でCEOの瀬戸健さんは彼らに振り回されてしまったようです。松本さんはその状況が分かった上で、RIZAPにジョインしたかどうか分かりませんが、騙された上で、RIZAPに留まるのであれば正に”He is a man”です。