トウキョウキッズ TOKYO KIDS

TOKYO KIDS CURATION

教育、中国、金融についてキュレーションしていきます    (2017年4月24日)

 

 

 

①キャリアキュレーション 

 

 

将来の活躍に繋がる認知能力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。


 

本日はその70回目です。


中学受験に見る予習と復習

大手中学受験塾のうち、老舗の四谷大塚は予習に、御三家など難関中学受験の合格実績で一つ抜けてきているSAPIXは復習にウエイトを置いています。


試験の点数をどちらが取りやすいかというとそれは予習よりも復習にウエイトを置いた方が良くなります。予習は自らで探索するため、無駄が発生します。復習は学んだことを覚えるだけなので、無駄が発生しません。この無駄という意味は中学受験で点数を取るという意味においてです。


ところが、仕事が始まると明日、今日、昨日とも同じという仕事は極めて限られます。自ら探索していくことが求められます。これは予習を行うことと似ています。


高学校歴であり、仕事が出来ない人の種はこの時に既に蒔かれ始めています。


もちろん企業として中学受験で合格させることに最も効果的な方法を提供すること自体は企業として合理的であります。彼らにその生徒の将来を考える責任はありません。



②チャイナキュレーション


隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。


本日はその82回目です。


中華思想

中華思想は現代にも生きているでしょうか。ウィキペディアよれば中華思想(ちゅうかしそう)は、中国王朝が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なものであると自負する考え方で、漢民族が古くに持った自民族中心主義の思想です。


中国の習近平国家主席が米国のトランプ大統領と会談をした時に朝鮮は中国の一部だった時があると紹介したことが報道されています。


確かに朝鮮は中国の属国でありました。そのため、中国の一部という拡大解釈が起きやすいとはいえ、自らが中心という考え方が漏れています。領土拡張の動きもその中華思想が支えていると思われます。


謙虚で、性善説を取りがちな日本人にはこの中華思想が現代中国に生きていて、それが重要な役割をしているとは考えにくいと思います。しかしまさかと思いつつもそれは事実であることを頭に入れておく必要があります。これについてはリベラル政治家よりも保守政治家が真実に近いと思います。



③ポリティカル・ファイナンシャルキュレーション

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。


本日はその96回目です。


百貨店のガバナンス

企業は株主のもの。しかしそう単純なものではないというところにコーポ―レートガバナンスの面白さがあります。


セブンアンドアイホールディングスは今回の経営者交代の中で明らかになったことは伊藤家のものということでした。伊藤家としては過半数の株式を保有していなくても、経営者の罷免と選定に大きな力を発揮しました。


三越伊勢丹ホールディングスの社長交代では組合が重要な役割を果たしました。組合が支配者だったのです。百貨店には組合が支配者になっている企業がいくつかあります。高島屋もその一つです。


高島屋が過去に業績の危機を迎えた時に、社長になったのは組合出身者でした。その前までは高島屋は計画に対して、行動が伴わない会社であり、今度も合理化計画が画餅に終わると思っていましたが、実行して、生き残りました。


ファンドマネジャーであった私は高島屋の業績の危機に当たり、その社長に行動の実効性を問うたところ、彼はやると一言答えました。通常は、その具体性を問う質問を続けますが、見送りました。眼に太い凄みが出て、聞くことは無駄だと思いました。後にも先にも、インタビューにおいて具体的なことを聞かなかったのはこれ1回です。