トウキョウキッズ コラム

教育、中国、金融についてコラムを書いています

(2018年7月23日) 

 

①キャリア 

 将来の活躍に繋がる頑張る力、非認知能力をいかに戦略的に作っていくかを考えていきます。

本日はその164回目です。

子供に家事をさせること

子供に家事を手伝わせている家庭は思いのほか少ないと思います。子供達を預かっているとそれがよく分かります。自らの手を使う簡単なことが出来ない子供達は多いです。手の洗い方を知らない子供、片づけを知らない子供、食べ方を知らない子供、お買い物を知らない子供、モノを扱う程度を知らない子供等々。最後のモノを扱う程度とはこれくらいの使い方であれば壊れないと分かることです。それを知らない子供達はモノをよく壊します。これらはその気になれば、保護者が簡単に教えられることですが、教えられていないのは保護者は子供に対して、勉強が出来れば良い、家事をさせると失敗するため面倒だと思っているからかもしれません。


仕事が始まると体を使うことも要求され、手先の器用さも問われます。学校の勉強が出来なくても、それに突破口があるかもしれません。また学校の勉強が出来た上で、手先の器用さを問われる医者のような仕事もあります。


②チャイナ

隣の大国中国について、多方面から学んでいきます。

本日はその184回目です。

中国の成長率鈍化

中国のGDP成長率は年間で6%を保っています。四半期でコンマいくつか下がったことで、中国の成長率鈍化を主張するメディアもいますが、コンマいくつは誤差で、経済統計の数字の扱い方を知らないことが分かります。


中国の経済統計は恣意的なものでそもそも正確ではありません。省レベルではその粉飾が明らかになり、下方修正する場合も出ています。中国の指導層でさえ、自国の経済統計に信頼を置いていません。


以前はともかくも中国は成長しているのだから、経済統計の不正確さは置いておこうということでしたが、そろそろ人口増の鈍化と高齢化の影響が出てくるころです。もちろん公共投資を増やすことで成長率を維持できますが、それにも限界があります。これから10年を考えれば成長率が下方屈折する局面が出てきます。


③ポリティカル・ファイナンシャル

政治、金融、経済、経営について、多方面から学んでいきます。

本日はその197回目です。

西友は誰が買うか

ウォールマートが西友を売却するそうです。売上高7000億円で、利益は0ということが報道されています。通常、これだけ売上高が大きければディールに参加する企業が少なくありませんが、なかなか手を上げる会社がないようです。もちろん売却価格次第ということもありますが、買収後に相当のリストラクチャリングによる損失が予想されます。負債なしで1円で売ろうとしても魅力的なディールに感じられません。利益が数千億ある会社が税金を払うことと同じ考えで、買収するという考え方はありますが、損失は一度に留まらないと思います。小売業で成長力のあるドン・キホーテやニトリは駅前の好立地は欲しいかもしれませんが、全部は要らないでしょう。買収をしても、その後の絵が描けない珍しいケースです。