学生向け英語教育スクール

学生の英語教育スクール (2024年6月16日更新)

歌って踊っても、ダイレクトでも英語は分かりません。


○対象

ファイナンシャルスクールの生徒


金融リテラシーを身に着け、活用する上で、英語は欠かせません。基本的に世界の情報は、英語で伝えられます。確かに英語の自動翻訳のレベルは上がっていますが、それなりに間違えをおかします。お金の学校の生徒で英語に自信の無い、または改善余地が大きい生徒に対して、自ら自習できるレベルまで導きます。


○教え方の特徴

日本語を話すノンネイティブとして、英語と日本語の違いを理解しつつ、ありがちな英会話の聞く」、「話す」だけでなく、「読む」、「書く」の4技能についてオーソドックスに学びます。自ら学べるレベルまで導きます。そこで卒業です。卒業後は自ら様々な教材を使う、学べば良いです。時間とコストをかけない方法です。

○教え方のヒストリーとゴール設定
①子供向けの英語教育のトライアルと反省
 小学生にダイレクトテーチングによる英語指導を試みましたが、戸惑うばかりで能力が上がりませんでした。単純な言葉は、絵を見せることで理解できますが、複雑なことについてはそれができません。赤ちゃんが母国語を学ぶように英語を学ぶことはコンセプトとしては一見意味があるように思えます。しかし実際のところ、それは難しいことが分かりました。
 
歌って、踊る楽しい英語も試みました。英語は嫌いにならないものの、楽しいと思う以外、ほとんど頭の中に残りませんでした。英語に限らず、楽しんで身につくことには限界があると思います。

②目標を独習できるまで導くことに設定
インターネットを通じて、様々な英語学習へのアクセスが容易です。そのため、それを使って自ら学ぶところまで導くことが出来れば良いと考えています。時間もお金をセーブできます。

世界には様々な英語はあります。シャーロックホームズのドラマではイギリス英語、ディズニーの映画ではアメリカ英語を聞くことが出来ます。フランス人はフランス式英語を話し、シンガポーリアンはシングリッシュを話し、インド人はインド式英語を話します(ただし、インド人のエリートはイギリス英語を話します)。日本ではスタンダードと思われているアメリカ英語に慣れるだけでは、コミュニケーションを取ることが出来ません。

③自ら学べるまでの導き方
英語と日本語との違いを教えます。まず、アルファベットを教えます。最初にアルファベットを教える理由は、それが入口だからではなく、単語の文字の順番を理解していないと音と音がくっ付いて別の音になるリエゾンが出来ないためです。次にフォニックスを学びます。それで単語を80%程度読めるようになります。フォニックスを魔法の杖のように語るスクールがありますが、それは嘘です。文字と音が結びついていない場合にはフォニックスよりも取り組みやすいローマ字を勉強します。

そして英語の表現とそのポイントを教えてつつ、聞き取りと発音のトレーニングをしていきます。中国語と韓国語を学ぶ中で、日本語は音が少ないため、英語の聞き取りが出来ないことを発見しています。

単語を何拍で発音するかを教えます。例えば牛乳は日本語ではミ・ル・クと3拍で発音しますが、英語ではなんと1拍で発音します。文章の中で単語と単語がくっつくと発音が変わるリエゾンも教えます。日本語ではJust call me Angie.をジャスト コール ミー アンジーと一単語一単語区切って読みますが、英語は違います。ジャスコ―三―、アンジーとなります。

音の問題はこれでほぼ解決できますが、残る問題が読解です。単語の暗記ではそもそもの暗記力と地道な努力が問われます。目標の単語数は3000語です。文の構造を理解させつつ、その中で文法を教えていきます。

④ペースメーカー
英検を使います。2級が取れればトウキョウキッズから卒業です。

○卒業後

インターネットを使って、様々な国の英語を話す人の英語を聞きます。聞くことが出来れば話すことができます。英語を話す人はアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人などから世界中に広がっています。特徴的なシンガポール人の英語、インド人の英語にも触れる必要があります。マレーシア人の英語の発音は日本人の英語と似ていて、興味深いです。留学先で人気のフィリピンの先生にも音の特徴はあります。
 

○卒業後の英語の先生の選び方 

ネイティブの先生を薦めます。英語圏のマインドセットを知っていて、気づきにくい重要な質問に答えてくれます。例えば、fishはどういう状況で可算名詞になり、不可算名詞になるかが分かります。日本人であれば、外国語を複数話すことができる先生です。バイリンガルではなく、トリリンガルやクワトロリンガルの日本人の先生です。話すためのコツを知っています。日本人が苦手なポイントを知っています。何が重要で、何が重要でないかの選択ができます。



先生が英語を話せないのに教えるスクールで学ぶことは止めましょう。また英語が話せない人が作った教材も買うのをやめましょう。幼児教室の英語クラスでは教材を使うことで、英語が話せない先生でも教えられるとしていますが、効果は全く期待できません。


学習塾の英語クラスで学ぶことも避けましょう。受験のための英語と話す英語の学び方は異なります。話すための専門のスクールを選びましょう。 

聞き流しもやめましょう。そのシャワーは流れてしまいます。効果が上がりません。

○レッスン時間
1回のレッスンは60分。30分単位で増やすことが出来ます。週1回1時間では学ぶ時間が足りないので、宿題を出します。地道な努力が必要です。

○授業料(総額表示)
小学生クラス:1回60分3300円
②中学生クラス:1回60分3700
高校生クラス:1回60分4200円

ファイナンシャルスクールに入学している生徒を対象にしているため、その時点で入学金を頂いています。

○授業時間
平日の午後4時から午後21時
土日祝日の午前9時から午後21時まで、

○振替
1週間前に連絡をして頂き、1カ月以内に消化することにしています。