白の英語コラム

白の英語コラム

多くの日本人が英語が話せない理由はいくつかあります。日本人のように諦めない人が多い中で、英語が話せないのはそのハードルが高いからと思っています。日本語と英語の違いを理解すすることで、英語が理解しやすくなるはずです。ビジネスに特有な単語と表現を覚えることはそれで成功する可能性を高めます。

80.it と thatの使い分け(令和元年12月8日)

英語の上手な人でも、itとthatをなんとなく使っている人が多いように感じます。少なくともその使い分けは学校では説明していないと思います。

(1)That's great. That's OK. That's good

(2)It's great. It's OK. It's good.

(1)と(2)の違いは何でしょうか。日本語では程度の違いはありますが、"それは良い"と同じ意味になります。つまり日本語にはその区別が無く、英語には使い分けがあります。歌手の新沼謙治さんの津軽恋女の中で津軽には七つの雪のタイプがあると言っています。英語では餃子もシュウマイも区別がありません。dumplingsです。認識の仕方はコミュニティより異なります。

結論からです。どちらも代名詞です。何かの代わりをします。thatは文章全体を指し、itはその文章の中の名詞を指します。

そのため、thatとitが両方とも使えることもあれば、使えないこともあります。

(3)She got a new dress.

It's greatでしょうか。That's greatでしょうか。どちらも使います。ただし指している内容が違います。Itは
a new dressを指し、Thatは文章全体を指しています。最近の日本のインバウンド観光需要に対する取り組みを例にとると、itは"もの"をThatは"こと"を意味しています。”こと”という体験を意味しています。

下記については何て答えるでしょうか。

(4)How's the exam? 試験どうだった

It's greatでしょうか。That's greatでしょうか。Itはthe examを指しますが、Thatはその対象がありません。そのため、It's greatです。

(5)Finally he passed the judicial examination.彼は司法試験についに合格しました。

これはIt's greatでしょうか。That's greatでしょうか。Itとしたらthe judicial examinationで、thatはこの文章全体です。そのため、That's great.です。